JRには運賃を割り引いてくれるルールがいくつかあります。今回は往復割引と学生割引についてお話しします。
往復割引
往復割引とは片道600kmを超える区間を有効期間内に往復する場合に限り適用される運賃割引です。往路復路それぞれ1割引きとなります。尚、往路復路の乗車券を同時に購入しておく必要があります。
往復割引は片道600kmを超える区間のみが適用されますので、片道あたり有効期間は最低5日となります(600km以上800km未満の場合乗車券は5日有効)。これが往路復路それぞれに適用されますので、合計されて有効期間は10日となります。
ですので10日以内に600km以上の距離を往復される場合はお得な乗車券です。
往復割引
- 往復割引は片道600kmを超える区間のみが適用。往路復路同時購入でそれぞれ1割引
- 片道あたり有効期間は最低5日(600km以上800km未満の場合乗車券は5日有効)
学生割引
これはよく知られている割引です。
学生割引は100kmを超える距離を区間で適用されます。
「学校学生生徒旅客運賃割引証」を提出した学生に対して運賃が2割引されます。
ちなみにJRの割引は基本的に複数の割引制度を併用することはできませんが、往復割引と学生割引だけは例外で、条件を満たせば両方の割引が同一区間に適用されます。この場合、最初に往復割引で1割引きの運賃を計算し、その運賃に対して学生割引の2割引きを適用し計算します。
学生割引
- 学生割引は100kmを超える距離を区間で適用
- 「学校学生生徒旅客運賃割引証」を提出した学生に対して運賃が2割引
- 基本的に複数の割引制度の併用はできないが、往復割引と学生割引だけは例外で、条件を満たせば両方の割引が同一区間に適用
さあ旅に出よう!
こうした制度を知っていることでお得に移動できることもありますので、該当する場合は是非ご活用ください。