旅に出たくなる雑学

懐かしさと新しさがバランスよく共存する尾道の魅力

YouTubeチャンネルで配信した「旅の楽しさ」でご紹介した尾道旅の詳細をこちらでご紹介します。

しまなみ海道を自転車で渡るために立ち寄った尾道。

2019年5月26日。
大阪から在来線を乗り継いで5時間かけて到着しました。

駅舎は2019年の3月に改修されて洗練された佇まいですが、ホームにはところどころレトロな雰囲気が残っています。

懐かしさと新しさがバランスよく共存する光景にすっかり魅了されてしまいました。

駅前はロータリーと国道2号線を越えてすぐに海と向島が見えます。

ここ最近は駅前といえば同じようなお店が集まる印象ですが、
尾道はそういう雰囲気ではありませんでした。

線路に沿って少し東に向かうと商店街になっていて、
ここにも個性的なお店がたくさんあります。

最近は若い人たちがお店をされることも多いようでお洒落な雰囲気です。

昭和の空気感も残しながら新しいもの取り込んで
うまく調和させている印象です。

この日は商店街の中にあるゲストハウスに宿泊しました。

翌朝は早く起きて出発までの時間に街中を散歩してきました。

商店街の北側は線路を挟んで高台になっています。

細い坂道を縫うように登っていきます。

この辺りは”猫の細道”と呼ばれる通りもあって猫が有名だそうです。

坂道を登りきると千光寺というお寺があります。

ここから街を見下ろすととても美しい風景です。

坂道を下ると山陽本線が走っていてすぐに海、そして向島を見渡すことができます。

ここから望遠レンズで列車を狙うと良い写真が撮れそうですね。

坂道を下ると小さな踏切を越え、商店街を抜けて海へ。

向島との間をひっきりなしに往復する渡し舟を眺めてきました。

個人的には旅先で目にするこうした日常の姿に魅力を感じます。

新しさと古さ、海と山、人と動物などなど様々な多様性を取り込んだ尾道は、他の街にはない独特の魅力に溢れる街でした。

ぜひまたゆっくりと訪れてみたいです。

https://youtu.be/sTBZFNAbBrU

関連記事

  1. 蚊遣の置物。なぜ豚なのかご存知ですか?|蚊遣り豚の歴史 
  2. 昭和の鉄道旅を辿る|碓氷峠と峠の釜飯
  3. 福男選びで有名な十日戎の開門神事とは?|西宮神社
  4. 北の玄関口「上野駅」を彩った寝台列車
  5. 山陰本線を走っていたキハ181系特急列車
  6. キハ181系特急の迫力|四国の旅を支え続けた”南風&…
  7. 民話の故郷を訪ねて|岩手県遠野
  8. 北陸本線を駆け抜けた特急列車

おすすめ記事

芭蕉の健脚を支えた、脚の疲れをとるツボ「足三里」

股引の破れをつづり、笠の緒付けかへて、三里に灸すゆるより、松島の月まづ心にかかりておくのほそ道 -…

乗り物酔い対策に。乗り物酔いに効くツボ

薬を使わずにできる乗り物酔いの対策を二つお教えします。1.手首のツボを押す手首のし…

大阪から北陸、東北へ!懐かしの寝台特急『日本海』と『つるぎ』

かつて全国各地をブルートレインが走り抜けていた頃、大阪から北陸方面に向かう寝台列車がありました。…

北陸本線を駆け抜けた特急列車

かつて北陸本線は滋賀県米原から新潟県直江津まで結んでいましたが、北陸新幹線の開業に伴い区間内で第三…

JR東海|豊橋駅のおすすめと見所

今回は東海道本線の在来線旅の際に乗り換えで一旦下車することが多い愛知県豊橋駅の楽しみ方をご紹介して…

各地の風習を楽しむ|雑節の半夏生に食べる蛸と鯖。その理由とは?

雑節の一つ「半夏生」半夏生(はんげしょう)をご存知でしょうか?これは夏至の11日後…

全長5km。わずか7分足らずのミニ路線|美濃赤坂支線

全長5kmのミニ路線東海道本線は東京と神戸を結び、途中横浜、名古屋、京都、大阪など大都市を…

在来線の旅|越美北線

越美北線とは?越美北線は福井県内の越前花堂と九頭竜湖の間、全長52.5kmを結ぶ路線です。…

民話の故郷を訪ねて|岩手県遠野

岩手県遠野は民話の故郷としてして知られています。かつてこの地出身の佐々木喜善が語った現地に伝わる話…

沖縄のせんべろ

「せんべろ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?千円ほどで、お酒を楽しみながら美味しい肴も味わ…

旅を快適に

  1. 烏山線の旅

旅先のからだケア

旅に出たくなる雑学

広告

PAGE TOP