旅を快適に楽しく

烏山線の旅

久しぶりに乗車目的の旅に出ることができました。

今回は栃木県内を走る烏山線に乗ってきました。
宇都宮から二駅先の宝積寺から烏山まで20.4km、7駅の単線です。多くの列車は宇都宮発着で運行されています。

今回の旅も宇都宮発着の列車で乗車してきました。宇都宮には何度かきていますが烏山線にはなかなか乗車する機会がありませんでした。宇都宮、烏山間を往復しても2時間ほどなので所要時間はそこまで大変でもないのですが、本数が少ないのがなかなか乗れなかった理由です。

今回は宇都宮12:32発、烏山13:22着、折り返しで烏山13:39発、宇都宮14:26着の列車に乗車してきました。

烏山線は2017年まではキハ40形も運用されていましたが、この年の3月以降全てEV-E301系に置き換えられました。この列車は非常にユニークで、電車なのですが充電しての走行が可能という特徴を持っています。

現在は烏山線でしか運用されていません。宇都宮から東北本線の宝積寺までは電化区間ですが、宝積寺と終点の烏山に停車中に充電を行い、その間の非電化区間を走行するというスタイルを取っています。ですので烏山駅には充電用の架線が一部分にだけあるというとても珍しい光景を見ることができます。この日も停車するとすぐにパンタグラフを上げて折り返し出発までの時間で充電していました。


宇都宮を出てしばらくは住宅地でそこを抜けると田園地帯が広がってきます。宝積寺からは特に自然豊かな光景も時折目にできて、見知らぬ土地の車窓を眺めているとあっという間の50分でした。


宝積寺を入れて終点の烏山まで8駅ありますが、途中7駅は七福神が各駅のキャラクターとして割り当てられています。これは宝積寺駅の宝という文字や、途中の大金駅にあやかって縁起の良い駅名があることが由来だそうです。

のどかな風景を列車に揺られていると、復路ではつい車内でうとうとしてしまいました。

EV-E301系はとても快適でしたが、願わくばディーゼル音を響かせていたであろうキハ40系時代にも一度乗車してみたかったものです。

関連記事

  1. 移動を楽しむために。寝台列車がオススメな理由
  2. お得な切符情報|北海道&東日本パス
  3. 知ってお得に旅しよう!|JR特急の乗継割引について
  4. 在来線に乗って、いつもとは違う移動を体験しよう!
  5. 深夜移動の楽しさを満喫|寝台特急サンライズ瀬戸
  6. 2021年3月13日ダイヤ改正の内容とは?|JR東日本編
  7. JR切符の基礎知識① 運賃と料金について
  8. JR長距離切符の有効期間を活用した「のんびり途中下車の旅」

おすすめ記事

大阪から北陸、東北へ!懐かしの寝台特急『日本海』と『つるぎ』

かつて全国各地をブルートレインが走り抜けていた頃、大阪から北陸方面に向かう寝台列車がありました。…

神話を辿る旅|美保神社

島根県松江市の美保神社は事代主神(ことしろぬしのかみ)と三穂津姫命(みほつひめのみこと)をお祀りす…

1日2往復。国鉄特急色の381系やくもが復活

40年にわたり特急やくも号として伯備線を走り続けた国鉄型特急381系も引退が近づいてきました。20…

JR長距離切符の有効期間を活用した「のんびり途中下車の旅」

長距離切符は途中下車ができるJRの長距離切符には、営業キロに合わせた有効期間があって、その…

JR東海|豊橋駅のおすすめと見所

今回は東海道本線の在来線旅の際に乗り換えで一旦下車することが多い愛知県豊橋駅の楽しみ方をご紹介して…

歴史を歩く#5|酒問屋で賑わいをみせた江戸の新川の今と昔

酒問屋が軒を連ねた新川東京都の東西線茅場町駅、日比谷線八丁堀駅が最寄駅となり、門前仲町方面…

山陰本線を走っていたキハ181系特急列車

今も昔も米子駅は山陰本線を西と東に分けるターミナル駅です。2021年には国鉄時代から親しま…

知ってお得に旅しよう!|JR特急の乗継割引について

JRには知っていると得する運賃や料金のルールがあります。今回は新幹線、寝台特急と在来線特急の乗り継…

森と水とロマンの鉄道|JR東日本 磐越西線

森と水とロマンの鉄道磐越西線は福島県の郡山から会津若松を経由して新潟県の新津まで伸びる全長…

湯治の旅へ出よう。源泉掛け流しのススメ

江戸時代は自由な移動が制限される中、「湯治」を目的とした移動であれば通行手形が出やすかったといわれ…

旅を快適に

  1. 烏山線の旅

旅先のからだケア

旅に出たくなる雑学

PAGE TOP