在来線を使った移動
在来線とは?
在来線とは、簡単に言うと新幹線以外の鉄道路線全般の総称となります。新幹線とは違い、学生や通勤で利用する人を中心に、買い物や友達と遊ぶために中心街へ出かける時など、生活をつなぐ役割として利用されていることが多いのではないでしょうか。今回は旅先への移動手段としての「在来線」に着目してみたいと思います。
車窓が楽しい!
新幹線は専用のレールを走るので、新幹線に乗らないと見られな車窓が広がりますが、在来線で移動する良さとして、車窓が生活に近いことが挙げられると思います。道中、旅先の生活を垣間見れる、変化に富んで見ていて飽きないです。
路線ごとの特徴を楽しめる
旅先にもよりますが、関東圏から関西圏へ移動する時はJR東日本からJR東海へ、JR東海からJR西日本へ乗り継いでいきます。旅先によってはそこから私鉄各社に乗り継いで移動する場合もあると思います。道中では車両切り離しのタイミングに出会ったり、ワンマン電車や、国鉄型の鉄道、非電化区間の走行など各路線の特徴を楽しむことができます。
時刻表を見ながらルートを自分で決められる
最近は乗り継ぎやルート検索はアプリで調べることが主流だと思いますが、在来線を使った移動では、乗り継ぎの待ち時間が長いことが多く、その間に別の駅まで移動して時間を潰すなど、時刻表を使うことで寄り道も計画的にできます。
在来線に乗ろう!
自宅の最寄駅から乗車し、そのまま旅先まで地続きで移動していく感覚が他の移動手段に比べて強く、普段の日常の車窓が少しずつ変わって行き、自分が徐々に非日常の中へ入っていく感覚があり、「旅」をしていることを体験させてくれます。
他にもまだまだ在来線に乗った移動の魅力はあると思いますが、これだけでも在来線でしか味わえない楽しさが伝わるのではないでしょうか。
もちろんデメリットも多く、在来線では駅弁が食べにくいとか、朝夕のラッシュ時間は混み合うなど、旅行に不向きな部分も多いです。そういったことも踏まえて、在来線の移動を楽しみましょう!
以前、東京から大阪まで在来線で移動したことがあるのですが、7時頃に出発して、到着したのが18時近かったと思います。12時間近い移動はなかなか体力を使いますので、事前にトータルでかかる時間など調べておくと安心かと思います。
大都市近郊区間を活用した大回り乗車などもありますので、まずは身近な場所から在来線の移動を楽しみながら、徐々に長距離切符を活用した在来線の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
まだ乗ったことのない在来線に出会う冊子
tabinovaではまだ乗ったことのない在来線に出会い、楽しむことを目的に「在来線に乗ろう」という冊子を作りました。スタンプラリーのように、一区間の乗車でも塗り潰して在来線の移動を楽しんでみてください!
1巻はJR北海道、JR東日本、JR東海を収録しています。2巻はJR西日本、JR四国、JR九州を収録しています。私鉄、第三セクター、公営路線については今後の制作を予定しています。
在来線に乗ろう 1巻
「北海道旅客鉄道」「東日本旅客鉄道」「東海旅客鉄道」の在来線を収録しています。
- サイズ:A6サイズ(105mm x 148mm)
- 中綴じ冊子型
- データは国土交通省国土政策局国土情報課が提供している「国土数値情報 鉄道データ」のデータを元に作成しています。(平成30年|2018年12月31日時点データ)
- 2019年以降に廃線となった路線が含まれています。
在来線に乗ろう 2巻
「西日本旅客鉄道」「四国旅客鉄道」「九州旅客鉄道」の在来線を収録しています。
- サイズ:A6サイズ(105mm x 148mm)
- 中綴じ冊子型
- データは国土交通省国土政策局国土情報課が提供している「国土数値情報 鉄道データ」のデータを元に作成しています。(平成30年|2018年12月31日時点データ)
- 2019年以降に廃線となった路線が含まれています。