国鉄が民営化され、JRになったのが1987年4月。2021年現在すでに34年の月日が経過しています。時が経つにつれて、国鉄時代に走っていた車両は年々姿を消していますが、未だに現役で活躍している車両もあります。今回はその中からJR四国のキハ185系をご紹介します。
今なお現役で走り続けるキハ185系気動車
キハ185系の登場は国鉄民営化を控えた1986年でした。そのため国鉄が最後に開発した特急型車両でもあります。
四国で古くから活躍していたキハ181系とともに、特急用車両として”しおかぜ”や”南風”に使用されました。瀬戸大橋開通後は四国を走る特急の種類も増え、それに伴いキハ185系の活躍の場も増えていきました。
やがて高速化のため開発された2000系の登場にともない活躍の場を移し、徳島県内を走る特急”剣山”や”むろと”用として現在も現役で活躍しています。その他リゾート列車として改良されたものや各駅停車として使用されている車両もあります。
先日徳島から阿波池田まで特急”剣山”に乗車する機会がありました。
字幕式の行先表示や折戸式の扉などの車内の雰囲気、表記されている文字の字体など、国鉄時代の雰囲気をそのまま今に伝えていてとても懐かしさを感じることができました。
下記の動画を是非ご覧ください。
昔の車両との出会いを求めて旅に出るのも楽しみの一つではないでしょうか。
四国の鉄道旅には「バースデイきっぷ」がお得です。こちらの記事も併せてお読みください。