旅に出たくなる雑学

神話と歴史の趣を感じる路線|JR西日本 木次線

木次(きすき)線をご存知でしょうか?
島根県の宍道駅と広島県の備後落合駅を結ぶ81.9kmを3時間ほどかけて走っている路線です。

1日に数本しか列車が走らないローカル線ですが、楽しめるところが色々とありますので紹介していきたいと思います。週末を中心に「奥出雲おろち号」という観光用のトロッコ列車も運転されていますので、こちらもオススメです。

1.おろちループ 三井野大橋

出雲坂根~ 三井野原間の車窓からの眺め。見事な赤い橋を車窓から眺めることができます。

2.三段式スイッチバック

同じく出雲坂根〜三井野原間では、”三段式スイッチバック”と呼ばれるスタイルで勾配を超えていく箇所があります。まず普通に前方に進行していき、一旦出雲坂根の駅に停車。その後向きを変えて、後に進み分岐した線路を登ります。そしてもう一度停車して方向を変えて、再び分岐した線路を三井野原に向かって登っていきます。

ちなみに出雲坂根駅では延命水と呼ばれる湧き水があり、停車中に汲みに行くことができます。

3.亀嵩駅の出雲そば

途中の亀嵩駅は、駅舎内に手打ちそばのお店があり、多くの客で賑わっています。車で食べに来られる方が大半のようですが。実は事前に電話で亀嵩駅の停車時間を伝えてお蕎麦を予約しておくと、車両のドアまで配達してくれるというサービスがあります。空いていれば気兼ねなく車内で出雲そばに舌鼓を打つことができるので、是非オススメです。奥出雲で食べる出雲そばは格別です。

4.趣のある駅舎

途中通り過ぎる駅を車窓から眺めていると、非常に趣のある駅舎が多いのも木次線の特徴だと思います。

有名なところだと神社を模した木造駅舎の出雲横田駅がありますが、それ以外にも懐かしい雰囲気を醸し出しているところが多く、とても魅力的です。

5.出雲神話ゆかりの地

木次線のほとんどの駅には出雲神話にゆかりの愛称が付けられていて、駅に神話の場面が紹介されています。付けられた愛称もその土地ゆかりのものになっているところが多いようですので、是非足を伸ばしてみたいですね。

2020年の秋に備後落合駅から宍道駅に実際に乗車した時に光景を動画に収めています。
動画中の16:06から28:38までが木次線になります。是非こちらをご覧ください。

関連記事

  1. 新宿から約1時間で行ける。江戸庶民に親しまれた大山詣り
  2. 国鉄時代を今に伝える#2 |ヘッドマークが懐かしい!伯備線 38…
  3. 伝承の足跡を辿る旅|三種の神器にまつわる徳島の地名や伝承
  4. 地域の食文化を知る|八丁味噌について
  5. 神社散策を楽しもう!|夏越の祓
  6. 神話を辿る旅|美保神社
  7. 北陸本線を駆け抜けた特急列車
  8. 昭和の鉄道旅を辿る|碓氷峠と峠の釜飯

おすすめ記事

出雲大社の巨大神殿に想いを馳せる

平安時代の頃は巨大神殿だった!?かつて出雲大社の本殿は48mもの高さを誇ったとされています…

.local|誰もが地方に「もうひとつの居場所」を持つ時代に求められる体験を考える

ワークスタイルやライフスタイルの多様化が進み、都市部で勤務する人たちもテレワークを活用…

JR東海|豊橋駅のおすすめと見所

今回は東海道本線の在来線旅の際に乗り換えで一旦下車することが多い愛知県豊橋駅の楽しみ方をご紹介して…

芭蕉の健脚を支えた、脚の疲れをとるツボ「足三里」

股引の破れをつづり、笠の緒付けかへて、三里に灸すゆるより、松島の月まづ心にかかりておくのほそ道 -…

JR切符の基礎知識① 運賃と料金について

JRの切符には色々なルールがあります。これらを知っておくとお得に旅ができることも少なくありません。…

実は下りの方が負荷が高い!?旅先の坂道を楽しむための膝のエクササイズ

旅先ではいつも以上に階段や坂道の登り降りをする機会も多いと思います。平地を歩くのとはまた違った負担…

出雲街道を行く

”出雲街道”とはかつて姫路から出雲を中国山地を越えて結んだ約250kmにわたる旧街道です。播磨国(…

重要なのは振り子の原理!?旅歩きに最適な靴とは?選び方のご紹介

旅先でしっかりと歩き回るには、目的に適した靴を選ぶことが重要です。歩きやすい運動靴であれば何でも良…

伝承の足跡を辿る旅|三種の神器にまつわる徳島の地名や伝承

三種の神器とは草薙剣の他に八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と八咫鏡(やたのかがみ)の二つを合わせた…

各地の風習を楽しむ|雑節の半夏生に食べる蛸と鯖。その理由とは?

雑節の一つ「半夏生」半夏生(はんげしょう)をご存知でしょうか?これは夏至の11日後…

旅を快適に

  1. 烏山線の旅

旅先のからだケア

旅に出たくなる雑学

広告

PAGE TOP